大阪府唯一の村「千早赤阪村」は、都市近郊で豊かな自然環境と、「楠公」ゆかりの地という歴史遺産に恵まれながらも、これといった基幹産業も育たず、少子高齢化・過疎化が進むばかりです。同時に村の財政はひっ迫し、このままでは村の存続さえ危ぶまれ、「合併しかない」という諦めムードさえ漂っています。一方でその合併への歩みは着実に進められています。しかし今のままで合併したところで、暮らしは今より良くなることはありません。千早赤阪村は新し「市」の「1辺境地域」になるだけです。そうならない為にも今のうちに可能な限り千早赤阪村の「価値」を高めておく必要があるのです。「金剛山と楠公さん」をしっかり我々の「宝」にしておくことが大事です。そうしておく事でいつの日か合併となっても「千早赤阪地区」の存在価値は担保されるでしょう。